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米消費者の景況感、3カ月ぶりに冷え込む-ミシガン大の2月調査 - Bloomberg - ブルームバーグ

米消費者のセンチメントは3カ月ぶりに低下。景気の現況と先行き、両方に対する見方が悪化した。

キーポイント
  • 2月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は76.9
    • 前月の79から低下
    • エコノミスト予想の中央値は79.6
    • 全てのエコノミスト予想を下回った
  • 1年先のインフレ期待は3.0%に上昇
    • 前月は2.9%
  • 5-10年先のインフレ期待は2.9%
    • 前月と変わらず

  2月の消費者マインド指数は低下したものの、景気に大きなダメージを与えずにインフレが後退したことを背景にセンチメントは2年前から総じて改善傾向にある。一方、消費者の先行き感を左右しやすいガソリン価格は、2月に著しく上昇した。

  ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「消費者は年初からの経済状況にほとんど変化を感じておらず、インフレは今後も良好な軌道を進み続けると安心しているように見受けられる」と発表文で説明した。

  2月のマインド変化には、支持政党で違いが見られた。共和党支持者の信頼感は2021年半ば以来の高水準に改善した。一方の民主党では22年6月以来の大幅な悪化となったものの、依然共和党より高い水準を維持している。

US Consumer Sentiment Falls for First Time in Three Months | Americans grew more pessimistic on economy in February

上段:消費者信頼感指数、下段:支持政党別の信頼感指数

出所:ミシガン大学

  2月の現況指数は79.4に低下し、期待指数も75.2に下げた。耐久財の購入意欲を示す指数も低下。家計に対する見方も悪化した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Consumer Sentiment Declines for First Time in Three Months(抜粋)

(支持政党による違いの説明とチャートを加えます)

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