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日本株は続伸へ、米利下げ期待や円安進行-半導体関連株に買い - ブルームバーグ

21日の東京株式相場は大幅に続伸し、日経平均株価は取引時間中の史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が2024年の利下げは3回との従来予想を据え置き、買い安心感が広がった。日本銀行がマイナス金利解除後も緩和姿勢を維持して円安が進み、自動車を中心に輸出関連株が買われ、半導体関連も高い。

  • 東証株価指数(TOPIX)は前営業日比1.2%高の2784.12-午前9時13分時点
  • 日経平均株価は1.2%高の4万0490円68銭
    • 一時4万0653円79銭まで上昇、7日に付けた取引時間中の最高値4万0472円11銭を上回った

  TOPIXの上昇に最も寄与しているのはトヨタ自動車。構成銘柄2149のうち1759銘柄が上昇、280銘柄が下落。20日の外国為替市場では1ドル=151円82銭まで円安が進行した。

  売買代金上位ではレーザーテックや東京エレクトロンといった半導体関連株が上昇。ソフトバンクグループや東京電力ホールディングス、三菱重工業も高い。川崎汽船や商船三井といった海運株は安い。

市場関係者の見方

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト

  • FOMCで景気の見通しが引き上げられた一方で、市場への影響が大きい金利見通しはほぼ変更がなく安心感が広がった
  • 日銀の急激な利上げはないとみられることから、日本の長期金利についても大きく見方を変える必要はない

インサイト

  • 東証33業種中31業種が上昇、パルプ・紙が上昇率トップ、海運が下落率首位
  • MSCIアジア太平洋指数は1.2%高
  • TOPIXは年初来で18%上昇、MSCIアジア太平洋指数は4.5%上昇
  • TOPIX構成銘柄は今後1年間の予想利益の16倍で取引されている

背景

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