イトーヨーカ堂松本と上田の店舗の営業を終了へ長野｜NHK 長野県のニュース - nhk.or.jp

大手スーパーのイトーヨーカ堂は、構造改革の一環として、松本市と上田市にある店舗の営業を順次、終了し、長野県内から撤退する方針を明らかにしました。
このうち上田市の店舗は、他のスーパーが引き継ぐということです。

イトーヨーカ堂は去年２月までの１年間の決算が、３年連続の最終赤字となるなど業績の不振が続いていて、信越地方や東北地方などにある合わせて１７店舗について削減する方針を明らかにしました。
長野県内では、松本市の「南松本店」と上田市の「アリオ上田店」について、順次、営業を終了して県内から、撤退するということです。
南松本店に、５歳の子どもと買い物に訪れた４０代女性は、「食料品や子ども服を買いに来ました。週２回ほど利用していて、いろいろな物が買えるので無くなると不便になります」と話していました。
一方、「アリオ上田店」については、来年２月に、食品スーパーの「ロピア」などを展開する「ＯＩＣグループ」に事業を引き継ぐ予定です。
また、ショッピングセンターの「アリオ上田」の営業も継続されるということです。
会社によりますと、雇用については、譲渡先での再雇用などを通じ、できるだけ維持していくとしています。

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