米ＣＢＳニュースは１日、同社の番組「60ミニッツ」で同日行ったパウエル連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長とのインタビューを４日に放送するとＸ（旧ツイッター）で明らかにした。議長はインフレリスクや利下げを巡る見通し、銀行システムなどについて語る。
パウエル議長は年８回の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）定例会合後に記者会見を行っているが、金融市場以外の一般の米国民にも金融政策や目標に関する金融当局の見解を説明することにしばしば取り組んでいる。
パウエル議長
Photographer: Al Drago/Bloomberg
2021年４月に同番組に 前回出演した際は、新型コロナウイルス禍を受けたリセッション（景気後退）からの回復について話した経緯がある。
今月30、31両日のＦＯＭＣ会合で金利据え置きを決めた金融当局は政策転換のさなかにある。過去２年間もの積極的な利上げに終止符を打ち、利下げ開始時期を検討する局面に移っている。
パウエル議長は31日の記者会見で、３月19、20両日の次回会合での利下げの可能性は小さいと指摘。インフレ鈍化を示す最近のデータに楽観的な見解を示しつつも、２％の物価目標に完全に回帰するか懸念を表明していた。
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原題： Fed’s Powell to Discuss Rate Cuts, Inflation Risks on CBS Sunday（抜粋）
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