Search

双日が北海道の風力発電計画を中止資材高騰の影響や地元の反対で - ブルームバーグ

双日は17日、北海道の小樽市と余市町で建設を計画していた風力発電事業の中止を発表した。資材高騰の影響に加え、地元自治体からの反対意見も逆風となった。

  双日によると、同事業の投資規模は数百億円で、事業予定地は小樽市と余市町にまたがる国有林地。2029年春の運転開始を目指し、風力による10万キロワットの電力発電で年間15万トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が想定されていた。

  同社は地元の住民や自治体に対して説明会や特設ホームページを通じて情報発信などを実施していたが、今月13日には小樽市から景観上の影響などを理由に事業への反対を示す意見書が北海道知事に提出されていた。

  今回の計画中止に関して双日は、「地元の自治体より住民の総意であるという声明が出されたことについて、まずはこのような結果となり残念」と表明。資材高騰も含めさまざまな観点から事業計画を再検証した結果、自社の投資基準に合致しないとの結論に至ったと説明している。

関連記事:関西電:北海道と宮城県の陸上風力発電事業を中止

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/IZMfACT
ビジネス

Bagikan Berita Ini

0 Response to "双日が北海道の風力発電計画を中止資材高騰の影響や地元の反対で - ブルームバーグ"

コメントを投稿

Powered by Blogger.