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東証前引け 小幅続伸 円安が支え下値では押し目買い - 日本経済新聞

19日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは前週末比18円52銭(0.05%)高の3万3724円60銭だった。16日に付けた年初来高値(3万3706円)を上回った。外国為替市場で円安・ドル高が進行し、相場全体の地合いを支えた。米株安をきっかけとした利益確定売りが重荷になったが、前引けにかけて日本株の根強い先高観から押し目買いが優勢となった。

日銀は16日まで開いた金融政策決定会合で大規模緩和の維持を決め、外国為替市場では1ドル=141円台後半まで円安・ドル高が進んだ。海外投資家による日経平均先物への買いなどを誘い、朝方の日経平均は高く始まった。

ただ、その後の日経平均は安い水準で推移する場面が多かった。前週末16日の米株式市場で主要株価指数はそろって下落。日本株は33年ぶり高値圏で推移しているとあって、半導体株などが利益確定売りに押された。日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8011億円、売買高は6億3985万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1207と、全体の7割弱を占めた。値下がりは553、変わらずは73銘柄だった。

三井住友FGニデックは上昇した。三菱商など商社株も買われた。一方、日経平均への寄与度が高いアドテストソフトバンクグループ(SBG)が下げた。トヨタも安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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