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債券上昇か日銀緩和維持で買い継続タカ派発言受けた米金利高重し - ブルームバーグ

19日の債券相場は上昇が予想されている。日本銀行が16日の金融政策決定会合で現行の金融緩和策の維持を決めたことを受けた買いが継続する見込み。一方、米国で連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内利上げの拡大を示唆した発言を受けて、長期金利が上昇したことは相場の重し。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「日米欧と中央銀行のイベントがほぼ予想通りの結果で通過した。日銀金融緩和策が続くという安心感はあるのでしっかりした展開になりそうだ」と話した。米国市場は休場、国内では特段の材料がないほか、円安が進みやすくなっており、上値も限られるとの見方も示した。

  新発10年物370回債利回りの予想レンジは0.39~0.41%(16日は0.4%)、先物中心限月9月物は148円20銭~148円50銭(16日は148円32銭)としている。

日銀が大規模金融緩和の継続を決定、物価見通しも維持-円が下落

  先物夜間取引で9月物は16日の日中取引終値比1銭高の148円33銭で引けた。

長期国債先物中心限月の夜間取引推移

日銀オペ

  • 10年国債を0.5%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを毎営業日実施
  • 債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続
  • 備考:日銀: 国債買い切りオペ、指し値オペ応札額はゼロ (1)

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