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今日の株式見通し=弱含み、米長期金利上昇が重荷 イベント控え様子見も - ロイター (Reuters Japan)

[東京 7日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みの展開が想定されている。前日の米国市場では主要株価指数がまちまちの結果となり、日本株も方向感に欠く値動きとなる見通し。前日の米市場では米長期金利が上昇が嫌気されたことから、日本市場でもハイテク株や半導体関連銘柄の重しとなりそうだ。取引が一巡した後は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による議会証言などのイベントを前に、徐々に手控えムードが広まるとみられている。

日経平均の予想レンジは2万8100円─2万8300円。

前日の米国市場では、S&P総合500種とダウ工業株30種が小幅に上昇して取引を終えた。ただ、パウエルFRB議長の議会証言や、10日の雇用統計の発表を前に、今後の金融政策への警戒感から米長期金利が上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合は下落した。

この流れを受け、日本市場でも指数寄与度の高い半導体銘柄の一角は軟調に推移するとみられ、相場の重しとなりそうだ。

大和証券の坪井祐豪シニアストラテジストは「パウエル氏の議会証言を前に、動きづらく小幅な値動きにとどまるだろう」と話す。米長期金利が上昇し、グロース(成長)株の重しになりやすい一方、「バリュー株(割安株)は物色対象になりそうだ」という。

中国政府による経済成長を促す政策は変わらないとみられていることから、同国の景気回復が期待され、中国関連銘柄も選好されやすい、との指摘もあった。

きょうは国内で1月の毎月勤労統計が、中国では2月の貿易統計が発表される。米国では1月の消費者信用残高が公表されるほか、パウエルFRB議長の上院での議会証言が予定されている。

前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値

日経平均     28237.78 29388.16 24681.74

+310.31 2022/1/5 2022/3/9

シカゴ日経平均先物当限 28200(円建て)

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