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携帯の乗り換え手続きワンストップ化、大手4社など5月下旬にも導入…現在は2段階 - 読売新聞オンライン

 携帯電話の契約会社を変えても同じ電話番号が使える「番号持ち運び制度」(MNP)について、携帯大手4社などは5月下旬にも、乗り換え先で申し込むだけで手続きが完結する仕組みを導入する。乗り換えを容易にして、各社の競争を促す。

 新たな仕組みは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社のほか、格安スマホ事業者(MVNO)の一部が参加する。

 現在は、利用者が契約中の会社に解約を申し込み、MNPの予約番号の発行を依頼する必要がある。その上で、乗り換え先の販売店やホームページで、予約番号を示して新しい契約を結ぶ。手続きが2段階で手間がかかり、契約中の会社による利用者の過度な引き留めはトラブルになっていた。

 このため、総務省が乗り換え先だけで手続きができるワンストップ化を求めていた。すでに米国やフランスなどで導入されている。

 まずはオンライン契約で取り入れ、その後に店舗でも導入する方向だ。

 政府は2021年、利用者の乗り換えを促そうと、MNPの手数料を原則無料化した。総務省の有識者会議も、手続きのワンストップ化を提言していた。これを受けて、総務省と携帯大手などが、今春の導入に向けて、具体的な制度を検討していた。

 携帯電話の端末を自社回線でしか使えないように制限する「SIMロック」もすでに原則禁止となっている。

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