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国交省元次官の先輩2人の名代で…東京メトロ会長が「空港施設」社長人事介入を認める - 読売新聞オンライン

 国土交通省が許認可に関わる民間企業「空港施設」に対し、元国交次官で東京メトロ会長の本田勝氏(69)が同省OBの副社長を社長に昇格させるよう求めていた問題で、同省は4日、本田氏への聞き取り調査結果を公表した。本田氏は事実関係を認め、ともに元次官の小幡政人氏(78)、安富正文氏(75)の「名代」として働きかけたと明らかにしたという。

 国交省によると、3日に同省幹部らが対面で行った調査に対し、本田氏は現役職員の関与はなかったとした上で「国交省の権限を かさ に着て、何かをお願いしたいとの趣旨では全くない」と述べたという。また、小幡、安富両氏からも「国交省の今の行政や権限についての言及は一切なかった」と明らかにしたという。

 調査は有力OBによる組織的な再就職仲介の有無にも及んだ。本田氏は「あっせんを目的とした組織的な活動や話し合いをすることはない」と否定した。

 同省は3日付で空港施設副社長を辞任した山口勝弘氏(63)にも聞き取りを行った。「国交省側の意向」と自ら代表取締役副社長ポストを求めたとされる点について、山口氏は「歴代社長に国交省OBが就任しており、OBが自分(の就任)に期待していると想像した」と釈明。現役職員の関与は同様に否定した。

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