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米、デフォルト確率23% 陥っても早期回復=サマーズ元財務長官 - ロイター (Reuters Japan)

ローレンス・サマーズ元米財務長官は26日、米国が連邦債務上限を引き上げることができず、テクニカルなデフォルト(債務不履行)に陥る確率は2─3%程度にすぎず、陥ったとしてもすぐに解消するとの見方を示した。2017年1月撮影(2023年 ロイター/Ruben Sprich)

[シカゴ 26日 ロイター] - ローレンス・サマーズ元米財務長官は26日、米国が連邦債務上限を引き上げることができず、テクニカルなデフォルト(債務不履行)に陥る確率は2─3%程度にすぎず、陥ったとしてもすぐに解消するとの見方を示した。

サマーズ氏は、モーニングスターの投資会議で「向こう数カ月の間に債務上限に関連してテクニカルなデフォルトが発生する確率は2─3%で、発生してもかなり早く回復する」と述べた。

また、債務超過によるデフォルトの可能性はさらに低いと予想。「向こう10年間に債務超過によりデフォルトに陥る可能性は、大きな戦争などが勃発しない限り2%以下にすぎない」と述べた。

債務上限引き上げ問題で共和党と民主党が対立する中、予想よりも早く上限に達するとの懸念が高まっており、短期金融市場で影響が出始めている。JPモルガンは先週、米国の債務上限到達が早ければ来月にも問題になると予想し、米国債のテクニカルなデフォルトは重大なリスクだと指摘した。

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