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米追加利上げ検討の必要性、判断は「尚早」=ミネアポリス連銀総裁 - ロイター (Reuters Japan)

米長期債利回り上昇要因に「多くの不確実性」=ミネアポリス連銀総裁

米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は3日、米長期債利回り上昇の要因を巡り多くの不確実性が存在しているとの認識を示した。5月22日撮影(2023年 ロイター/Mike Segar/File Photo)

[3日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)が追加利上げを検討する必要があるか判断するのは「時期尚早」との考えを示した。

カシュカリ総裁はミネソタ州のエコノミック・クラブで、労働省が朝方発表した10月の雇用統計について「単月の雇用統計に過剰反応したくない」としながらも、「労働市場の減速が示唆された」とし、経済が均衡を取り戻しつつあるとの安心感が得られた」と述べた。

雇用統計発表を受け米国債利回りが低下したことでFRBは追加利上げを余儀なくされる可能性があるかとの質問に対しては「インフレ率を目標とする2%に下げるのに十分な進展が得られているのか、データを見守り続けなければならない。判断するのは尚早だ」と語った。

これに先立ちカシュカリ総裁は、米長期債利回り上昇の要因を巡り多くの不確実性が存在していると指摘。「国債の利回り曲線と、この動きの背景にある要因が注目されている」とし、「何がイールドカーブを動かしているのか明確には分からないため、特定の説明に賭けるのはやめたい」と述べていた。

労働省がこの日発表した10月の雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比15万人増加と、市場予想以上に減速。失業率は3.9%と、前月の3.8%から小幅上昇した。 もっと見る

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