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米国株式市場下落FOMC議事要旨消化 重要経済指標に注目 - ロイター (Reuters Japan)

[5日 ロイター] - 米国株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)が公表した6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が消化される中、下落して終了した。市場では7日に発表される雇用統計などの重要な経済指標が注目されている。

米国株式市場は、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が消化される中、下落して終了した。2021年ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly/File Photo)

FOMC議事要旨で「ほぼ全ての」FRB当局者が追加利上げが必要かどうかを見極める時間を確保するために金利据え置きで合意していたことが判明。ただ、当局者の大半はいずれ追加利上げが必要になると予想していたという。

議事要旨の発表を受け、市場ではFRBが今月のFOMCで利上げを決定するとの見方がなお大勢を占めている。

マーフィー&シルベスト・ウェルス・マネジメントのシニアウェルスアドバイザー兼市場ストラテジスト、ポール・ノルテ氏は「市場は経済指標待ちだ。FRBがデータを重視しているため、市場も同様だ」と指摘した。

S&P総合500種の主要セクターでは素材が2.5%安と下げがきつかった。

この日発表された5月の米製造業新規受注は伸び率が市場予想を下回り、景気減速を巡る懸念が高まった。

中国政府による半導体素材の輸出規制を受け、半導体株が下落した。フィラデルフィア半導体株指数は2.2%安、半導体大手インテルは3.3%安、テキサス・インスツルメンツ(TI)は1.8%安。

メタ・プラットフォームズはツイッターに対抗する新たな対話アプリ「Threads(スレッズ)」の公開を6日に控え、2.9%上昇した。

宅配大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は2.1%下落。同社が新たな労使契約を巡る交渉を打ち切ったと主要労働組合が述べたことが背景。UPSはこれを否定している。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.29対1の比率で上回った。ナスダックでも1.84対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は約103億株。直近20営業日の平均は111億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 34288.64 -129.83 -0.38 34344.72 34376.11 34226.98

前営業日終値 34418.47

ナスダック総合 13791.65 -25.12 -0.18 13772.10 13844.50 13764.25

前営業日終値 13816.77

S&P総合500種 4446.82 -8.77 -0.20 4442.04 4454.06 4436.61

前営業日終値 4455.59

ダウ輸送株20種 15525.61 -88.42 -0.57

ダウ公共株15種 922.21 +9.82 +1.08

フィラデルフィア半導体 3622.32 -81.30 -2.20

VIX指数 14.18 +0.48 +3.50

S&P一般消費財 1345.97 +1.13 +0.08

S&P素材 510.60 -12.93 -2.47

S&P工業 903.24 -5.48 -0.60

S&P主要消費財 783.46 -0.73 -0.09

S&P金融 562.76 -1.87 -0.33

S&P不動産 239.79 +1.11 +0.46

S&Pエネルギー 622.11 -3.39 -0.54

S&Pヘルスケア 1535.16 -0.79 -0.05

S&P通信サービス 218.97 +2.61 +1.21

S&P情報技術 3059.10 -17.24 -0.56

S&P公益事業 338.70 +3.68 +1.10

NYSE出来高 8.85億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 33170 - 150 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 33120 - 200 大阪比

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