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日本株は素材や銀行など割安銘柄上昇自動車は下落株価指数小動き - ブルームバーグ

10日の東京株式市場で株価指数は前週末終値近くで方向感の乏しい値動き。米国で7日発表の雇用統計を受けて長期金利が上昇し、鉄鋼や非鉄金属といった素材関連や銀行などのバリュー(割安)株に買いが入っている。半面、金利上昇で割高感の増すバリュエーションの高いグロース(成長)銘柄には売りが出て、電機や精密機器株は軟調だ。

  • TOPIXは前日比5.23ポイント(0.2%)高の2260.13-午前9時15分現在
  • 日経平均株価は155円36銭(0.5%)安の3万2533円83銭

  外国為替相場は1ドル=142円台に円高方向で推移し、自動車やゴム製品など輸出企業株の下げも目立つ。

  日経平均株価は6月下旬の取引時間中に付けた安値3万2300円台(TOPIXは2230台)の近くにあり、押し目買いの入りやすい環境だ。

TOPIX、取引時間中の推移

市場関係者の見方

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米雇用統計発表後のドル安自体は世界の株価にはプラスだが、円高に激しく動いたため日本株には嫌気した売りが出る可能性がある
  • 米雇用統計は雇用者数の伸びの減速が示し、大幅な利上げ懸念にはつながらない内容だった
  • グローバル景気の底堅さを背景に米国で素材株が上昇し、日本でも同様になりやすい

東証33業種

上昇率上位 鉱業、銀行、石油・石炭製品、小売
下落率上位 輸送用機器、ゴム製品、精密機器、その他製品

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  • ドル・円相場は1ドル=142円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は143円56銭
  • 前営業日の海外市況は こちらをご覧ください

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