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日本ハム新オーナー・井川伸久氏、新球場の規定違反問題を改めて謝罪 - サンスポ

日本ハム球団新オーナーに就任する井川伸久氏(左)と現オーナーの畑佳秀氏

日本ハム株式会社は11日、代表取締役社長交代に関する会見を大阪市内で開き、4月1日付で新社長に就任する現副社長の井川伸久氏(61)が登壇した。

3月17日付で日本ハム球団オーナーにも就任する井川氏は新球場「エスコンフィールド北海道」について、「日本ハムグループビジョン2030の一つに『食とスポーツを通じて地域社会に貢献する』というテーマがある。その象徴が(北海道ボールパーク)Fビレッジ。球団の1球場ではなく、日本ハムグループの聖地、発信基地として活用しながら、事業を創出し、地域に貢献していきたい」との抱負を語った。

新球場は本塁からバックネット側のフェンスまで約15メートルの距離しかなく、公認野球規則が規定する約18メートル(60フィート)を満たしていない。球団が23、24年のシーズンオフを工期に充てる改修計画を提示したことで、今季は「特例」として使用が認められた。同件に関し、井川氏は「世間の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」と陳謝。今後の改修については「今日お話しできることは報道の通り、ということでしかお話しできない」と多くを語らなかった。

入社後はノンブランドの営業畑で育ってきた井川氏。エネルギーコストの高騰など過去にない厳しい経営環境の中、社員がチャレンジできる企業風土の改革を推し進めたいとし、「(新しい意見を出す社員の)打数を多くするということは課題解決への道。打席に立たないことにはヒットも出ない」と最後は球団オーナーらしく野球に例えた。(東山貴実)

井川 伸久(いかわ・のぶひさ)1961(昭和36)年4月5日生まれ、61歳。大阪府東大阪市出身。関西大学法学部卒。1985年4月入社。モットーは『笑門来福』(苦しい時ほど笑顔を絶やさず頑張れば明るい未来が見えるとの意)。自身の強みは熱意があり積極的、スピード感。趣味は散歩、ゴルフ。印象に残った本は三枝匡氏著の経営戦略三部作。尊敬する人物は大社義規(日本ハム創業者)。好きな自社商品はチキチキボーン。家族は妻と子供2人。

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