![NY外為市場=ドル/円8週間ぶり高値から下落、介入警戒感は続く](https://cloudfront-us-east-2.images.arcpublishing.com/reuters/4FPW6HIPOJIIXJSOT5MCGY7XHA.jpg)
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で8週間ぶりの高値から下落した。2020年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で8週間ぶりの高値から下落した。一時、ドルが160円をわずかに下回る水準に達した場面もあり、市場では引き続き日本政府・日銀によるドル売り/円買い介入実施を警戒する展開となっている。
取引終盤、ドル/円は0.1%安の159.65円。序盤には159.94円まで上昇し、4月29日に付けた34年ぶりの高値160.245円に迫った。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「これまでの実績から、日銀が特定の水準を狙っていないことがうかがえる」と指摘。市場が再び日銀が円安を食い止められるか試している理由については、「金利差がこれほどまで拡大しているときに介入するメリットに懐疑的な陣営が存在するからだ」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.4%安の105.46。先週には105.91と約8週間ぶりの高値を付けていた。
一方、市場の注目は今週28日に発表される、連邦準備理事会(FRB)が物価目標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数に集まる。
物価圧力が緩和していることが示唆されれば利下げ観測が高まる。金利先物は現在、早ければ9月に利下げが実施される確率が70%であることを織り込む水準にある。
ユーロ/ドルは0.4%高の1.0737ドル。それでも6月に入ってから約1%下落している。
英ポンドは0.4%高の1.2690ドル。豪ドル/米ドルは0.2%高の0.6655米ドルとなった。
人民元は1ドル=7.2598元と7カ月ぶりの安値に近づいた。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは6%安の6万0319.00ドル。イーサも6.3%下落して3302ドル。
表はLSEGデータに基づいています ※外為市場
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