Search

NY市場サマリー(21日)S&P・ナスダック小幅続落、ドル/円8週間ぶり高値 - ロイター (Reuters Japan)

<為替> ドル指数が小幅上昇し、ドル/円は8週間ぶりの高値を付けた。6月の米総合購買担当者景気指数(PMI)で米経済の堅調さが示唆されたことを受けた。

終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は、0.2%高の105.81。

一方、ドルは対円で0.4%高の159.59円。一時159.62円まで上昇した。

ストーンXの市場調査責任者マット・ウェラー氏は、外為トレーダーが来週注目するのは日本円と指摘。米財務省が20日に公表した外国為替報告書で、為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に日本を加えたことについて「追加介入に対する外交的警告だ」とした。 もっと見る

先週、日銀が国債買い入れ減額の具体的計画を7月末の決定会合に先送りしたことで、円は圧力を受けている。

英ポンドは横ばいの1.2649ドル。

ユーロも1.0697ドルと横ばいとなった。

ウェルズ・ファーゴ(ロンドン)のマクロストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「全体的に見て、欧州為替市場にとって最大の焦点となる6月末から7月上旬のフランス国民議会(下院)選挙を前に、市場は大きな値動きを求めることを躊躇しているようだ」とコメントした。

NY外為市場:

<債券> 米金融・債券市場では、薄商いの中、国債利回りがほぼ横ばいとなった。朝方は欧州国債利回りの低下に歩調を合わせるように低下した後、堅調な米経済指標を受けほぼ横ばいの水準に戻すなど、方向感のない取引となった。

先週14日以来、10年債利回りは4.1ベーシスポイント(bp)、2年債利回りは4bp、それぞれ上昇。週間ベースでは10年債が3週間ぶり、2年債が1カ月ぶりの上昇だった。

市場はFRB当局者の発言に注目。TDセキュリティーズの米国金利ストラテジスト、ゲンナディ・ゴールドバーグ氏は、FRBの金融政策の行方を見極めようと、来週発表される人消費支出(PCE)価格指数が注目されていると述べた。

金利先物市場が見込む9月利下げの確率は66%。

来週は財務省が合計1830億ドルの2年債、5年債、7年債の入札を実施する。

終盤の取引で10年債利回りは0.3bp上昇の4.257%。

30年債利回りは0.4bp上昇の4.3971%。

2年債利回りは0.1bp上昇の4.7301%。

2年債と10年債の利回り格差はマイナス47.5bpと、前日からほぼ横ばい。

米金融・債券市場:

<株式> S&P総合500種とナスダック総合が小幅続落。半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabの下げが、前日に続きハイテク部門を圧迫した。
S&Pの主要11セクター中、情報技術(.SPLRCT), opens new tabが0.84%安と、最大の下げを記録。一方、通信サービス(.SPLRCL), opens new tabは上昇を主導した。
エヌビディアは3.22%安。その他、半導体株のクアルコム(QCOM.O), opens new tab、ブロードコム(AVGO.O), opens new tab、マイクロン・テクノロジー(MU.O), opens new tabも1.36─4.38%下落した。
マイクロソフト(MSFT.O), opens new tab、アルファベット(GOOGL.O), opens new tab、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tabは0.92─1.89%高。一方、アップル(AAPL.O), opens new tabは1.04%安。

21日は株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の満了日が重なる「トリプルウィッチング」だったため、ボラティリティーが通常より高まった可能性がある。

LSEGのデータによると、市場は米連邦準備理事会(FRB)による9月利下げの確率を58%と織り込んでいる。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.03対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は176億8000万株。直近20営業日の平均は120億5000万株。

米国株式市場:

<金先物> 対ユーロでのドル高基調に加え、米長期金利の上昇などを背景に反落した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前日比37.80ドル(1.60%)安の1オンス=2331.20ドル。週間では0.76%安だった。

NY貴金属:

<米原油先物> 対ユーロでのドル高を背景とした売りに押され、下落した。この日から新たに中心限月となった米国産標準油種WTIの8月物は前日清算値(終値に相当)比0.56ドル(0.69%)安の1バレル=80.73ドルだった。9月物は0.53ドル安の79. 96ドル。

NYMEXエネルギー:

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/IrLsTlQ
ビジネス

Bagikan Berita Ini

0 Response to "NY市場サマリー(21日)S&P・ナスダック小幅続落、ドル/円8週間ぶり高値 - ロイター (Reuters Japan)"

コメントを投稿

Powered by Blogger.