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午前の日経平均は反落、急上昇の反動で利益確定優勢 - ロイター (Reuters Japan)

A man works at the Tokyo Stock Exchange after market opens in Tokyo, Japan October 2, 2020. REUTERS/Kim Kyung-Hoon - RC21AJ97ES3K

[東京 30日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比114円27銭安の3万1119円27銭と、反落した。日経平均はバブル後の高値圏にあり、急ピッチで上昇した反動から利益確定売りが優勢となった。ただ、売り一巡後はもみ合う展開が続き、下げ幅は限られた。

日経平均は37円安と小幅に反落してスタート。その後はプラス転換し、一時140円超高となる場面もあったが、指数寄与度の大きい銘柄の一角が軟調で、再びマイナス圏に沈んだ。プライム市場では8割以上が値下がりするなど、幅広く売りが出た。足元の株高をけん引してきた半導体関連株はまちまちで、アドバンテストは朝方安く始まったが次第にプラス転換するなど、底堅さもみられた。

市場では、「前日の米市場が休場で材料が少ない中で利益確定売りが優勢となっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた一方、目先は引き続きしっかりした展開を見込む見方も出ている。

SBI証券の投資調査部長・鈴木英之氏は「目先1カ月程度は3万0600―3万2000円程度で推移するのではないか」と予想する。夏場にかけては次第に企業業績へ注目が集まるとし、「特に、製造業に先駆けて始まる小売企業の決算が株価の方向感を占う上で重要になるのではないか」という。

TOPIXは0.58%安の2148.14ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆4813億2000万円だった。東証33業種では、鉄鋼、その他製品、精密機器の3業種が値上がり。金属製品、保険、水産・農林など30業種は値下がりした。

個別では、前日に大幅高となったソフトバンクグループが4.5%安と軟調に推移。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅高、東京エレクトロンは小幅安だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが287銘柄(15%)、値下がりが1484銘柄(80%)、変わらずが62銘柄(3%)だった。

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