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NY円、続落 1ドル=136円05~15銭 日米金利差拡大から円売り・ドル買い - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=稲場三奈】15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前週末比35銭円安・ドル高の1ドル=136円05~15銭で取引を終えた。米債務上限問題を巡る過度な警戒が和らぎ、米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大から円売り・ドル買いが広がった。

イエレン米財務長官は13日、債務上限問題を巡る交渉について「進展している」との認識を示した。「私は希望をもっている。交渉は非常に活発だと思う」と述べた。バイデン大統領は14日、「我々なら上限引き上げに合意できると思う」とも述べた。16日に予定されているバイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の協議が難航するとの懸念がひとまず和らぎ、米長期金利が上昇した。

一方、ニューヨーク連銀が朝方発表した5月の製造業景況指数がマイナス31.8と前月(プラス10.8)から大幅に悪化した。市場予想(マイナス5.0)も下回り、発表後は円買い・ドル売りが優勢となる場面もあった。

円の安値は136円23銭、高値は135円72銭だった。

円は対ユーロで続落し、前週末比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=147円90銭~148円00銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発し、前週末比0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0870~80ドルで取引を終えた。欧州国債利回りの上昇を受けたユーロ買い・ドル売りが優勢となった。前週末に約1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた直後で、ユーロを買い直す動きもあった。

ユーロの高値は1.0890ドル、安値は1.0864ドルだった。

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