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米中古住宅販売成約指数、4月は前月比7.7%低下-全ての予想下回る - ブルームバーグ

4月の米中古住宅販売成約指数は4年ぶり低水準に落ち込んだ。住宅ローン金利の上昇が響いた。

キーポイント
  • 中古住宅販売成約指数(季節調整済み)は前月比7.7%低下の72.3
    • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1%低下
    • 予想の全てを下回り、2020年4月以来の低水準
US Pending Home Sales Slumped in April | Gauge of contract signings dropped to a four-year low

  全米不動産業者協会(NAR)のチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「市場には在庫が増えたが、4月を通じた金利上昇の影響で住宅購入は低迷した」と発表文で指摘。「しかし、予想される年内の米利下げが実施されれば、値ごろ感の改善と供給拡大を伴う良好な状況につながるはずだ」と記した。

  物件価格の高さと足元では7%近い住宅ローン金利に買い手が直面する中、中古住宅の成約件数は過去1年余り、年率約400万件の水準にとどまっている。一方、現在よりも大幅に低い金利で住宅ローンを組んでいる売り手も取引には消極的だ。

  買い手がコスト面で圧迫されている様子は先に発表された指標でも示された。S&P・コアロジック/ケース・シラーがまとめた3月の米20都市住宅価格指数は前年同月比7.4%上昇と、伸びが加速した。

米20都市住宅価格指数、前年比で伸びが加速-ますます購入困難に

  ユン氏は、在庫が増えれば価格の伸びは徐々に抑制されるとの見方を示している。ただ中古住宅の販売在庫は120万戸と、新型コロナウイルスのパンデミック時の水準を依然として大幅に下回っている。

  4月は全地域で成約指数が低下。中西部が9.5%と最大の落ち込みを記録し、西部が8.5%、南部が7.6%、北東部が3.5%それぞれ低下した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Pending Home Sales Gauge Slumps to a Four-Year Low on Rates、US April Pending Home Sales Fell 7.7% M/m, Below All Estimates(抜粋)

(統計の詳細を追加します)

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