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債券上昇、パウエル議長講演受け金利に低下圧力-先物や超長期に買い - ブルームバーグ

債券相場は上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12月の利上げ減速を 示唆したことを受け、金利に低下圧力がかかった流れを引き継ぎ、先物や超長期債で買いが優勢だ。日本銀行が指し値オペを継続したことも相場を下支えするほか、1日実施の10年国債入札は無難に通過するとの見方が出ている。 

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジストは、先物の夜間取引が大幅高となった流れを受けて超長期債を中心に上昇する展開だと指摘。長期債は「入札を無難に通過しても、上値を追いかけて買われる展開までは見込みにくい」とみている。

  • 長期国債先物12月物は前日比25銭高の148円97銭で取引を開始し、一時149円10銭まで上昇
  • 新発20年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低い1.11%
  • 新発10年債はまだ取引成立せず
長期国債先物12月物の推移

  日銀は午前10時10分の金融調節で、10年国債を利回り0.25%で無制限に買い入れる指し値オペを 通知した。先物のチーペスト銘柄である残存7年程度の357回債と358回債、カレント銘柄の368回債などが買い入れ対象となる。

10年債入札

  • 発行予定額は2兆7000億円程度
  • SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジスト
    • 指し値オペによって損失が限定されるため利回り0.25%では応札が膨らみ無難に入札を通過するだろう
    • 周辺年限、銘柄間、スワップ対比でいずれも10年368回債は割高で、0.25%から多少でも低下した水準で入札が決着する可能性は低い
  • 備考:10年利付国債の過去の入札結果 (表)

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