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クボタ会長、木股昌俊氏退任へ 会長職3年ぶり空席に - 日本経済新聞

クボタは9日、木股昌俊会長が2023年3月をもって退任すると発表した。同年3月下旬に開催予定の定時株主総会後には取締役からも退き、特別顧問に就く。クボタの会長職が空席となるのは約3年ぶり。北尾裕一社長に権限を集中する経営体制で海外事業などの強化に取り組む。

木股会長は12月に代表取締役を退き、代表権のない会長となる。木股氏は会長兼社長だった益本康男氏の急逝を受け14年7月に社長に就任。20年1月に北尾氏の社長就任に伴い、会長となった。クボタは「社長交代から3年近くたち、事業が軌道に乗っている。23年1月から新体制でスタートする」と説明している。

社長時代の木股氏は益本氏が注力したクボタの海外展開を引き継いだ。16年には米国の農作業機器大手を約500億円で買収し、最大市場である米国事業を強化した。海外売上高比率は19年12月期に67.4%と、社長に就任した15年3月期と比較して3ポイント近く伸ばした。直近の21年12月期には72.6%まで上昇、北尾社長とともにグローバル化を推進した。

木股会長は関西経済連合会の副会長を務めており、23年の総会までの任期を全うする予定だ。

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