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東証大引け 続落 欧米コロナ再拡大が重荷 売買代金は2兆円超 - 日本経済新聞

28日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比67円29銭(0.29%)安の2万3418円51銭で終えた。欧米の新型コロナウイルスの感染再拡大で世界景気の回復が遅れるとの懸念が相場の重荷となった。景気敏感株への売りが目立ち、鉱業や鉄鋼などの下げが目立った。

午後に入ると、日銀の上場投資信託(ETF)買い期待から次第に下げ幅を縮小した。このところ、下値メドとして意識されている25日移動平均線を割り込んだことで、目先の反発を見込んだ買いも入った。11月の米大統領選を前に相場の明確な方向感は出にくかった。

国内主要企業の2020年4~9月期の決算発表が本格化し、商いは復調。東証1部の売買代金は2兆3564億円と、13営業日ぶりに2兆円を上回った。売買高は11億8305万株だった。

前日に決算を発表した銘柄では、4~9月期の純利益が26%減となった富士通が5.7%安。今期減益見通しの信越化が下げた。一方、今期利益見通しを上方修正を発表したシマノが大幅高となった。

JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比42.70ポイント(0.29)安の1万4511.03だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、4.98ポイント(0.31%)安の1612.55で終えた。東証1部の値下がり銘柄数は1480と、全体の約7割を占めた。値上がりは634、変わらずは66銘柄だった。

KDDIファナックスズキ日立建機が下げた。一方、ファストリソフトバンクグループダイキン東エレクが上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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