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高度成長支えた京浜工業地帯のシンボル、扇島第2高炉が未明に稼働停止 - 読売新聞オンライン

 鉄鋼大手「JFEスチール」の東日本製鉄所京浜地区(川崎市)は16日午前3時半、鉄鉱石を溶かして銑鉄を生産してきた「扇島第2高炉」の稼働を休止した。鉄の需要減などを背景にした事実上の廃炉で、約20年前に休止した第1高炉とともに京浜工業地帯の象徴として日本の高度成長を支えた火が消えた。

 午前9時半頃、上空を飛んだ読売ヘリからは、稼働を止めてから約6時間が経過しても水蒸気が立ちのぼる高炉の様子が見えた。

 跡地周辺は官民の大規模事業によって次世代産業の集積地に生まれ変わる予定で、川崎市の福田紀彦市長は「カーボンニュートラルと新たな産業創出の実現を目指す」としている。

 同地区の古米孝行所長は「(前身の日本鋼管時代から)100年以上受け継いできた高炉の火が時代の変化で消えることは残念」とのコメントを発表した。

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