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ガソリン税の一時引き下げを当面先送りへ 「トリガー条項」発動は現実的でないと政府与党 - 東京新聞

ガソリンスタンドのイメージ

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 政府、与党は燃油価格高騰対策を巡り、ガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の発動を当面、先送りする方向で調整に入った。関係者が9日、明らかにした。買い控えや駆け込み購入といった流通の混乱、ガソリンスタンドの事務負担増など課題が多く、発動は現実的ではないと判断した。代わりに石油元売り各社へ支給する補助金の上限を現在の1リットル当たり25円から引き上げることを検討する。

 トリガー条項は公明党と国民民主党が発動を求め、自民党を含めた3党の検討チームで扱いが協議されていた。先送りの代替策として、自民党が補助金の引き上げを検討しているほか、各党から航空燃料や、タクシーの燃料などに使われている液化石油ガス(LPG)も対策に含めるべきだとの声が上がっており、検討チームは月内をめどに方針を取りまとめる。

 経済産業省が公表した4月4日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は174円10銭。補助金がない場合は203円80銭になると予測していた。(共同)

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