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米住宅着工件数、1月は4カ月ぶりに減少-労働力不足が影響 - ブルームバーグ

1月の米住宅着工件数は4カ月ぶりに減少した。オミクロン変異株による新型コロナウイルス感染拡大を背景に、労働力不足が建築活動を抑えたとみられる。

キーポイント
  • 住宅着工件数(季節調整済み、年率換算)は前月比4.1%減の164万戸
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は170万戸
    • 前月は170万8000戸(速報値170万2000戸)に修正
  • 着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数は0.7%増の190万件
    • 2006年以来の高水準
Starts pulled back last month though rising permits point to firm activity ahead

住宅着工件数(上段)と住宅建設許可件数(下段)、いずれも季節調整済み年率

出所:米商務省、住宅都市開発省

  原材料費の高騰や熟練労働者の不足が引き続き新規建設を妨げており、市場全体の在庫薄を悪化させている。さらに物価高や最近の住宅ローン金利上昇が購買意欲を一段と減退させるリスクもある。

  一方、建築許可件数の増加や受注残の持ち直しは、住宅建設が向こう数カ月にわたって堅調に推移する可能性を示唆している。

  1月は一戸建て住宅の着工件数が5.6%減の112万件。変動の大きい集合住宅は52万2000件に減少した。

  建設許可は得たが未着工の一戸建て受注残は5.6%増の15万1000件。過去15年での最高水準となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: U.S. Housing Starts Decline for the First Time in Four Months(抜粋)

 

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