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日本株は反落、上昇開始後に主力株に売り-保険安い、資源関連は上昇 - ブルームバーグ

東京株式相場は反落。株価指数は上昇して始まった後に下げに転じた。米株価指数先物が一時上昇し、日本株も見直し買いが先行する場面があったものの勢いは続かなかった。時価総額の大きな主力株に売りが出て、相場を押し下げている。ソフトバンクグループの株価が大幅に下落し、リクルートホールディングスも安い。米長期金利が低下し、保険株の下げも目立つ。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大への市場の不安は根強い。半面、ニューヨーク原油先物が時間外取引で上昇し、鉱業や石油・石炭製品株が高い。

  • TOPIXは前営業日比13.29ポイント(0.7%)高の1944.57-午前9時25分時点
  • 日経平均株価は272円82銭(1%)安の2万7756円75銭

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト

  • オミクロン変異株の致死率や重篤度といった正確な情報待ちの状態で、先物を見ながらの展開になっている
  • 取引開始時には先物に買い戻しが入った。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長がオミクロン変異株について重症度はそれほど高くないようだと話し、市場が過剰反応していたとの見方もある

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 米雇用統計で非農業部門雇用者数以外の部分では雇用の改善を示し、早期利上げ懸念が強まった。きょうの東京株式市場は米株安の影響も受けて売り優勢で始まり、日経平均株価は100円ほど下げて取引を終えるのではないか
  • 米国と同様に日本でもハイテク株に売りが出て、米長期金利が大幅に下げているため金融セクターも下落。円高で自動車も下げる見通し
  • オミクロン変異株による景気減速懸念がある中でも、景気回復による利上げ懸念が同時に広がる矛盾した状態にあり、株安につながりやすい環境だ

東証33業種

上昇率上位 海運、鉱業、石油・石炭製品
下落率上位 情報・通信、サービス、保険

背景

 

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