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〔東京株式〕急反落=米金利上昇で心理悪化(26日) 差替 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

 【第1部】日経平均株価は前日比1202円26銭安の2万8966円01銭、東証株価指数(TOPIX)は61.74ポイント安の1864.49と、ともに急反落。米国の長期金利上昇が投資家心理を悪化させ、大型株を中心に幅広い業種で売りが優勢となった。
 90%の銘柄が値下がりし、値上がりは8%。出来高は16億8876万株、売買代金は3兆6212億円。
 業種別株価指数は33業種すべて下落し、その他製品、電気機器、パルプ・紙、不動産業、ガラス・土石製品、精密機器の下落率が大きかった。
 個別では東エレク、ソニー、日本電産が大きく値を下げた。トヨタ、富士通が軟調で、アドバンテス、AGC、HOYAは大幅安。キーエンス、ファナック、ダイキンが反落し、日本製鉄、住友鉱、王子HDは売られた。ソフトバンクG、ファーストリテが下押し、三菱UFJ、三井住友はさえなかった。日空ビルの下げがきつく、武田は小安く、エムスリー、リクルートHD、任天堂も下落。半面、花王が締まり、ソフトバンクは強含み。出光興産は小幅高。
 【第2部】下落。REMIXが急落し、アジア開発も下げがきつい。音通が下押した。半面、ギグワークスが大幅高。出来高2億6304万株。
 ▽調整色強まる
 25日の米主要株価指数が長期金利を嫌った売りに押されて急落し、26日の東京市場も軟調な展開となった。先行きの収益拡大期待から買われてきた銘柄にとって長期金利の上昇は「投資対象としての魅力を低下させる要因」(投資助言会社)となるため、デジタル化への思惑から買われた半導体株などの下げがきつかった。
 米金利は足元で急に上げ始めたわけではない。さらに経済成長と金利上昇は表裏一体で、株価にとって悪い材料とは言い切れない。日経平均株価は昨年末以降に上げ足を速め過熱感がくすぶっていたため、この日の下落についても「ようやくスピード調整した、という印象だ」(銀行系証券)と冷静に捉える向きもある。別の市場関係者は「当面、米金利の動向に一喜一憂しつつ、過熱感を冷ますのではないか」(大手証券)と話していた。
 225先物3月きりも急反落。午前中は押し目買いも入っていったん下げ渋ったが、アジア株や時間外の米株先物が軟調に推移する中、再び売られ、午後も下値模索の展開となった。225オプションはプットが値上がりし、コールは下落。(了)

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