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米国株15時、ダウ大幅続落 ハイテク株と金融株に売り - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=古江敦子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、15時時点は前週末の14日に比べ423ドル54セント安の3万5488ドル27セントで推移している。米長期金利が上昇し、相対的な割高感が増した高PER(株価収益率)のハイテク株が売られている。朝方発表の決算が嫌気されたゴールドマン・サックスが大幅安となり、金融株に売りが波及したのも相場の重荷になっている。

米長期金利は一時1.87%と前週末終値に比べ0.09%上昇し、2020年1月以来の高水準を付けた。金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りもほぼ2年ぶりに1%を上回った。米連邦準備理事会(FRB)が3月に利上げを始め、年央にも資産圧縮の開始を表明するとの観測が広がっている。18日は米原油先物相場が一時7年ぶりの高値を付け、インフレ観測が強まったのも長期金利上昇を促したようだ。

ハイテク株が売られ、ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、スマートフォンのアップルが安い。朝方に一時9%下げたゴールドマン・サックスは午後も6%台の下げとなり、1銘柄でダウ平均を160ドルあまり押し下げている。人件費増加が重荷となり、2021年10~12月期決算で1株利益が市場予想を下回った。銀行のJPモルガン・チェースも下げている。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は反落し、前週末比284.641ポイント安の1万4609.112ドルで推移している。主力ハイテク株は軒並み下げ、半導体製造装置など半導体関連株の下げが目立つ。

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