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Nintendo Switch(有機ELモデル)は買いなの? - GIZMODO JAPAN

差は小さい?

任天堂から突如発表された、「Nintendo Switch(有機ELモデル)」。はたしてこれは、私たちが本当に欲しかったアップグレードだったのでしょうか?

一見すると、通常モデルよりも美しい有機ELディスプレイや、その他の細かな改良のために約5000円を追加で支払うのは、初めてNintendo Switchを購入する人にとってはお得なように思えます。しかしもう少し詳しく見てみると、有機ELディスプレイを搭載したNintendo Switchは多くのゲーマーが期待していたようなプレミアムゲーム機ではありません。ここでは、その理由を説明しましょう。

Nintendo Switch(有機ELモデル)には以下のような特徴があります。

・スタンダードなNintendo Switchの6.2インチ(あるいはNintendo Switch Liteの5.5インチ)から、7インチ/720p解像度の有機ELタッチパネルにサイズを拡大

・Nintendo Switch/Switch Liteの32GBから64GBへとオンボードストレージを増加

・幅広の新しいキックスタンドを採用

・ドックのデザインを一新、イーサネット端子を内蔵

・オーディオを強化

・フレッシュなブラック&ホワイトのカラーリング(定番のレッド/ブルーもあり)

Nintendo Switch(有機ELモデル)は0.1インチ長いため「Nintendo Labo」では問題が起こる可能性がありますが、それを除けば既存のゲームと下位互換性があります。また任天堂は、新モデルが既存のSwitch ドックで動作することも確認しています。また同社は、新モデルの性能とバッテリー駆動時間が標準モデルと同等であると述べています。

しかしNintendo Switch(有機ELモデル)には、搭載されていない機能(業界標準となっているものを含む)がたくさんあります。

・Bluetoothオーディオのサポートはなし

・Joy-Conのドリフトの修正については言及されず

・携帯モードでは1080p解像度、ドックモードでは4K解像度をサポートせず

・レイトレーシングやNvidiaのDLSS、AMDのFidelityFX Super Resolutionのような、パフォーマンス向上技術もサポートせず

つまり、私たちが手に入れられるのは本当の意味での「Nintendo Switch Pro」ではなく、Nintendo Switchのリフレッシュ版のようなものであり、1年か2年後に標準モデルが製造中止になっても不思議ではないということです。

さて、本題に戻ります。Nintendo Switch(有機ELモデル)の新機能を見て、これはあなたがほしかったアップグレードですか? もし現在Nintendo Switchをお持ちであれば、350ドル(日本価格:3万7980円)を払って新モデルを購入しますか? もし初めての購入を検討しているのなら、これらのアップデートはあなたを納得させるのに十分ですか?

本記事の翻訳者は個人的に、Nintendo Switch Proを待ってみてもいいのでは…なんて思ってしまいました。

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